⚠️ このページをブックマーク推奨!業務用・家庭用エアコンの取り外し・撤去に関する全知識を網羅。名古屋市内の有資格者が、適正価格で追加費用なしの安心施工を実現します。 
「古くなったエアコンを外したいけれど、費用はいくらかかるの?」
「業務用エアコンの撤去、どこに頼めば安全で安いの?」
エアコンの取り外しや撤去は、単に「外すだけ」の作業ではありません。フロンガスの適正な冷媒回収(ポンプダウン)や、建物へのダメージを防ぐ壁穴補修、電源遮断、スリーブの処理など、専門技術が必要な非常にデリケートな工事です。
知識のない業者に依頼してしまうと、後から高額な追加費用を請求されたり、ガス漏れや壁の損傷といったトラブルに発展したりするケースも少なくありません。特に天カセ(天井カセット形)や床置形といった業務用エアコン、隠蔽配管が使われている物件、高所作業車やクレーン作業が必要な現場では、有資格者による安全な施工が不可欠です。
また、エアコンの撤去にはフロン排出抑制法に基づく冷媒回収が法律で義務付けられており、業務用エアコンの処分時には破壊証明書やマニフェスト(産業廃棄物管理票)の取得が必要になる場合があります。これらの法令を遵守しない業者に依頼すると、依頼者も罰則の対象となる可能性があります。
そこで本記事では、名古屋市内を中心に20年以上の実績を持つ空調のプロが、エアコン取り外し・撤去の適正価格、安全な作業工程、そして信頼できる業者の見極め方をどこよりも分かりやすく解説します。
名古屋市内および半径60キロ圏内(春日井市、小牧市、一宮市、岡崎市、豊田市など愛知県内全域)では、飲食店の店舗改装や閉店、オフィスの移転、賃貸マンションの退去に伴う原状回復など、エアコン撤去のニーズが年間を通じて発生しています。特に名古屋の繁華街(栄、名駅、金山)や工業エリア(港区、南区)では、天カセ(天井カセット形)4方向吹出しタイプや床置形の大型業務用エアコンが多く、専門的な撤去技術が求められます。
また、名古屋は建物の高層化が進んでおり、高所作業車やクレーン作業が必要なケースも増加しています。室外機が屋上や3階以上のベランダに設置されている場合、通常の脚立作業では対応できず、専用機材を持つ有資格者による安全施工が不可欠です。さらに、築年数の古いビルやマンションでは隠蔽配管(壁内や天井裏に配管を隠す施工)が採用されていることが多く、配管の取り回しや壁穴補修、スリーブ処理に高度な技術が必要になります。
当社では、こうした名古屋エリア特有の課題にも完全対応しています。ポンプダウンによる確実な冷媒回収、フロン排出抑制法に基づく適正処理、電源遮断から壁穴補修、スリーブのシーリング処理まで、すべての工程を追加費用なしの明朗会計で実施します。業務用エアコンの処分時には破壊証明書やマニフェスト(産業廃棄物管理票)も確実に発行し、法令遵守を徹底しています。
この記事を読めば、あなたの状況に最適な撤去方法が分かり、無駄なコストを抑えて安全にエアコンを処分できるようになります。飲食店の厨房エアコン、オフィスの天カセ、賃貸物件の原状回復など、あらゆるシーンに対応した実践的なノウハウを網羅しています。当社では即日対応も可能(閑散期限定)で、お急ぎの撤去案件にも柔軟に対応いたします。
✅ こんな方におすすめの記事です
- 名古屋市内で業務用エアコン(天カセ・床置形など)の撤去を検討している飲食店・オフィス経営者
- 引越しや店舗閉店に伴い、適正価格で即日対応してくれる業者を探している方
- 賃貸物件の原状回復で、壁穴補修やスリーブ処理まで任せたい方
- フロン排出抑制法に基づく正規の冷媒回収と破壊証明書・マニフェストの発行が必要な法人
- 隠蔽配管や高所作業車・クレーン作業が必要な特殊案件でも対応できる有資格者を探している方
- 追加費用なしの明朗会計で、ポンプダウンから電源遮断まで一貫して任せられる業者を選びたい方
⚠️ こんなトラブル、経験していませんか?
- ❌ 「基本料金3,000円」と言われたのに、現場で追加費用を次々請求された
- ❌ 素人業者がポンプダウンをせずにフロンガスを大気放出し、フロン排出抑制法違反に
- ❌ 天カセ(天井カセット形)の撤去で天井を破損され、修理費を自己負担させられた
- ❌ 隠蔽配管の物件なのに、配管を切断されて原状回復できなくなった
- ❌ クレーン作業や高所作業車が必要な高所の室外機なのに、対応できない業者が来た
- ❌ マニフェストや破壊証明書が発行されず、産業廃棄物の処理が不適切だった
- ❌ 電源遮断を忘れて感電事故寸前、壁穴補修が雑で敷金が返ってこなかった
- ❌ 飲食店の厨房エアコンで、油まみれの天カセを嫌がられて断られた
- ❌ オフィスの床置形エアコン撤去で、スリーブ処理を忘れられ雨漏りが発生
→ これらはすべて、有資格者がいない業者や、適正価格を提示しない悪徳業者に依頼した場合に起こる実際のトラブルです。
💡 この記事で分かること
- ✅ 家庭用壁掛けから業務用天カセ・床置形まで、全タイプの取り外し手順と費用
- ✅ ポンプダウン(冷媒回収)の正しいやり方と、フロン排出抑制法の罰則
- ✅ 電源遮断→配管取り外し→壁穴補修→スリーブ処理の安全な作業工程
- ✅ 隠蔽配管・クレーン作業・高所作業車が必要な特殊案件の対応方法
- ✅ 飲食店の厨房、オフィスのフロア、賃貸の原状回復など、シーン別の実例
- ✅ マニフェスト・破壊証明書が必要なケースと取得方法
- ✅ 名古屋市内で有資格者在籍の優良業者の選び方
- ✅ 追加費用なしの適正価格で、即日対応も可能な業者の見極め方
目次【すぐに探せる】
- 1. 【基礎知識】エアコン取り外し・撤去とは?
- 1-2. 【特殊ケース】隠蔽配管・クレーン作業・高所作業車
- 2. 【費用相場】取り外し・撤去の料金完全ガイド
- 3. 【作業手順】プロが教える取り外しの流れ
- 4. 【DIY vs 業者】自分でやる?プロに頼む?
- 5. 【業務用エアコン】タイプ別の取り外し方法
- ・天カセ(天井カセット形)
- ・天吊
- ・床置形
- ・ビルトイン
- 6. 【家庭用エアコン】壁掛け・窓用の取り外し
- 7. 【実例集】トラブル事例とケーススタディ
- 8. 【業者選び】失敗しない業者の選び方
- 9. 【処分方法】取り外し後のエアコンはどうする?
- 10. 【季節別】取り外しに最適な時期と注意点
- 11. 【法律・資格】知っておくべき規制と資格
- 12. 【FAQ】よくある質問30選
- 13. 【名古屋】新空調の取り外し・撤去サービス
1. 【基礎知識】エアコン取り外し・撤去とは?
エアコンの取り外し・撤去は、単純な「機械の取り外し作業」ではありません。フロン排出抑制法に基づく冷媒回収、電源遮断による安全確保、壁穴補修やスリーブのシーリング処理など、複数の専門工程を正確に実施する必要があります。特に名古屋市内では、飲食店やオフィスの業務用エアコン(天カセ(天井カセット形)、床置形など)の撤去需要が高く、有資格者による適正な施工が求められています。
また、隠蔽配管が採用されている物件や、高所作業車・クレーン作業が必要な高所設置の室外機など、現場の状況によって技術レベルが大きく異なります。不適切な業者に依頼すると、フロン排出抑制法違反(50万円以下の罰金)や建物の損傷など、深刻なトラブルに発展するリスクがあります。
「取り外し」と「撤去」の違い
まず、多くの方が混同している「取り外し」と「撤去」の違いを明確にしましょう。どちらもポンプダウンによる冷媒回収と電源遮断が必須ですが、その後の処理方法が異なります。
📌 取り外し(移設前提)
定義:エアコンを再利用することを前提に、丁寧に取り外す作業
特徴:
- 冷媒回収を機械内に実施(ポンプダウン)
- 配管を慎重に取り外し、スリーブ(壁穴のパイプ)も保護
- 再設置時に使用可能な状態を保つ
- 料金:8,000円〜20,000円(家庭用)
📌 撤去(処分前提)
定義:エアコンを処分することを前提に、素早く取り外す作業
特徴:
- 冷媒ガスを適切に回収(フロン排出抑制法で義務化)
- 配管は切断してOK
- 再設置は想定しない
- マニフェスト(産業廃棄物管理票)発行
- 料金:5,000円〜15,000円(家庭用)
業務用エアコンの設置形態による分類
名古屋市内の飲食店やオフィスで多く見られる業務用エアコンは、設置形態によって取り外し方法が大きく異なります。
| 形態 | 設置場所 | 撤去難易度 | 特殊作業の必要性 |
|---|---|---|---|
| 天カセ(天井カセット形) | 天井埋め込み | ★★★★☆ | 天井裏作業、隠蔽配管対応 |
| 天吊形 | 天井吊り下げ | ★★★☆☆ | 高所作業車使用の場合あり |
| 床置形 | 床面・壁面 | ★★☆☆☆ | 重量物のため2名以上 |
| ビルトイン | 天井裏+ダクト接続 | ★★★★★ | クレーン作業、ダクト撤去 |
隠蔽配管とは?撤去時の注意点
⚠️ 隠蔽配管(いんぺいはいかん)について
隠蔽配管とは、エアコンの配管を壁の中や天井裏に埋め込んで、見えないようにする施工方法です。見た目はスッキリしますが、取り外し時には大きな問題になります。
隠蔽配管の撤去が難しい理由
- ❌ 配管の経路が見えない
- ❌ 壁や天井を一部解体する必要がある
- ❌ 原状回復時の壁穴補修が高額に
- ❌ 通常の2〜3倍の時間と費用がかかる
隠蔽配管の撤去費用相場
- 通常配管:10,000円〜15,000円
- 隠蔽配管:30,000円〜80,000円
- 差額:+20,000円〜65,000円
名古屋市内の高級マンションやデザイナーズ物件で多く見られます。撤去前に必ず業者に「隠蔽配管かどうか」を確認してもらいましょう。
破壊証明書とマニフェスト – 業務用エアコン撤去の必須書類
⚠️ 業務用エアコン撤去時の法的義務
業務用エアコンを撤去・処分する際には、フロン排出抑制法に基づき、以下の書類が必要になります。これらを発行しない業者は違法業者の可能性があります。
1. 冷媒回収証明書(破壊証明書)
定義:冷媒ガス(フロン)を適正に回収したことを証明する書類
- ✅ 有資格者(第一種フロン類取扱技術者)が発行
- ✅ 回収した冷媒の種類・量を記載
- ✅ 回収業者の登録番号を明記
- ✅ 名古屋市内の飲食店・オフィスは必ず保管
保管義務:3年間保管が義務付けられています。立ち入り検査で提示できないと罰則の対象になります。
2. マニフェスト(産業廃棄物管理票)
定義:業務用エアコンの処分経路を追跡する書類
- ✅ 天カセ(天井カセット形)・床置形など、業務用エアコンすべてが対象
- ✅ 収集運搬業者・中間処理業者・最終処分業者の情報を記載
- ✅ 不法投棄を防止するための制度
- ✅ 適正価格で処分された証明にもなる
罰則:マニフェストを交付しない、または虚偽記載した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金
3. フロン類引渡書
定義:回収したフロンを引き渡したことを証明する書類
- ✅ 冷媒回収業者 → フロン類破壊業者 への引き渡しを証明
- ✅ 3年間保管義務
📌 名古屋市内の業者選びのポイント
撤去業者を選ぶ際は、以下を必ず確認してください:
- ✅ 「破壊証明書を発行しますか?」
- ✅ 「マニフェストは発行されますか?」
- ✅ 「有資格者(第一種フロン類取扱技術者)はいますか?」
- ✅ 「追加費用は発生しませんか?」
これらの質問に明確に答えられない業者は避けるべきです。当社では、適正価格ですべての書類を発行し、追加費用なしの明朗会計を徹底しています。
取り外しが必要になるケース
エアコンの取り外しが必要になる主なケースは以下の通りです:
✅ 取り外しが必要な主なケース
- 引越し – 持ち家→賃貸、賃貸→持ち家など
- 買い替え – 古いエアコンを撤去して新品を設置
- 故障 – 修理不可能な場合の撤去
- リフォーム – 内装工事のための一時撤去
- 店舗閉店 – 飲食店・オフィスの閉鎖時
- 賃貸退去時の原状回復 – 大家さんの指示による撤去
- 移設 – 同じ建物内での設置場所変更
資格が必要なケース・不要なケース
⚠️ 資格が必要な作業
以下の作業には、第二種フロン類取扱技術者または冷媒回収業者の登録がフロン排出抑制法で義務付けられています:
- ✅ 冷媒ガス(フロン)の回収
- ✅ ポンプダウン作業
- ✅ 業務用エアコンの取り外し全般
- ✅ 電源遮断および電気配線工事(電気工事士資格)
無資格でこれらの作業を行うと:
- ❌ フロン排出抑制法違反(50万円以下の罰金)
- ❌ 環境破壊(オゾン層破壊・地球温暖化)
- ❌ 感電事故のリスク
- ❌ 破壊証明書・マニフェストが発行できない
📌 有資格者に依頼すべき理由
名古屋市内で適正価格で有資格者による作業を依頼すれば、以下のメリットがあります:
- ✅ フロン排出抑制法に完全準拠
- ✅ 破壊証明書・マニフェストの適切な発行
- ✅ 安全な電源遮断および配線処理
- ✅ 壁穴補修まで一貫対応
- ✅ 追加費用なしの明確な見積もり
- ✅ 即日対応が可能(閑散期)
1-2. 【特殊ケース】隠蔽配管・クレーン作業・高所作業車が必要な現場
一般的なエアコン取り外しとは異なり、特殊な設置状況では専門的な技術と機材が必要になります。ここでは、特に注意が必要な3つのケースを詳しく解説します。
隠蔽配管(天井裏・壁内配管)のケース
⚠️ 隠蔽配管とは?
隠蔽配管とは、エアコンの冷媒配管が天井裏や壁の中に隠されている設置方法です。デザイン性は高いですが、取り外しには細心の注意が必要です。
隠蔽配管の特徴
- ✅ 配管が見えないため、室内の美観が保たれる
- ✅ マンション・高級住宅・オフィスビルで多い
- ❌ 配管の位置が分かりにくい
- ❌ 取り外し時に壁や天井を傷つけるリスク
- ❌ 通常の取り外しより時間と費用がかかる
隠蔽配管の取り外し手順
- 配管経路の確認
- 図面があれば確認
- なければ、探知機で配管位置を特定
- ポンプダウン
- 通常通り冷媒回収
- 点検口から配管にアクセス
- 天井裏の点検口から配管を確認
- 点検口がない場合は新設が必要
- 配管の取り外し
- スリーブ(配管穴)から慎重に引き抜く
- 再利用する場合は、配管を傷つけないよう細心の注意
- スリーブの処理
- 配管穴をパテで埋める
- 外壁側もシーリング
隠蔽配管の取り外し費用
| 項目 | 通常配管 | 隠蔽配管 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 取り外し基本料金 | 8,000円 | 15,000円 | +7,000円 |
| 点検口新設 | 不要 | 15,000円〜30,000円 | +15,000円〜 |
| 配管探知 | 不要 | 5,000円〜10,000円 | +5,000円〜 |
| 作業時間 | 1時間 | 2〜3時間 | +1〜2時間 |
💡 隠蔽配管の賃貸物件での原状回復
賃貸物件で隠蔽配管が使われている場合、原状回復の範囲について大家さんと事前に確認することが重要です。
確認すべきポイント:
- ✅ 配管は残してもいいか?(残置OK)
- ✅ 配管も撤去する必要があるか?
- ✅ スリーブ(配管穴)は埋める必要があるか?
- ✅ 点検口は残してもいいか?
多くの場合、隠蔽配管は建物の一部として扱われ、「残置OK」となるケースが多いです。ただし、契約書や退去時の取り決めによって異なるため、必ず確認しましょう。
クレーン作業が必要なケース
🏗️ クレーン作業が必要になる状況
室外機が以下の場所に設置されている場合、クレーン作業が必要になります:
- ✅ 4階以上の屋上
- ✅ アクセスできない場所(屋根の上など)
- ✅ 重量100kg超の大型室外機
- ✅ 階段やエレベーターで運べない場所
クレーン作業の流れ
- 現場調査
- クレーン車の進入路を確認
- 電線・建物の障害物を確認
- 道路使用許可が必要か確認
- 道路使用許可申請
- 公道にクレーン車を停める場合、警察署に申請
- 申請から許可まで1週間程度
- ポンプダウン・配管取り外し
- 屋上で通常通り作業
- クレーンで室外機を吊り下げ
- 専門のクレーン操作技能者が作業
- 地上まで安全に降ろす
クレーン作業の費用相場
| 項目 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| クレーン車 4t | 30,000円〜50,000円 | 半日レンタル |
| クレーン車 10t | 50,000円〜80,000円 | 大型室外機用 |
| クレーン操作技能者 | 20,000円〜30,000円 | 人件費 |
| 道路使用許可申請 | 2,000円〜5,000円 | 警察署への申請費用 |
| 合計 | 52,000円〜115,000円 | 通常の取り外し費用に追加 |
⚠️ クレーン作業の注意点
- ❌ 事前の現場調査なしでは見積もり不可
- ❌ 悪天候(強風・雨)の場合は作業中止
- ❌ 道路使用許可が下りない場合は作業不可
- ❌ 当日対応は不可(最低1週間前の予約必要)
高所作業車が必要なケース
🚛 高所作業車が必要になる状況
高所作業車は、室外機が以下の場所に設置されている場合に使用します:
- ✅ 3階以上のベランダ(足場がない)
- ✅ 壁面設置(公団吊り・天吊り)
- ✅ 屋根置き(アクセスできない)
- ✅ はしごでは届かない高所
高所作業車の種類
| 種類 | 作業高さ | レンタル費用 | 用途 |
|---|---|---|---|
| トラック式 | 10m〜20m | 25,000円〜40,000円/日 | 3〜6階の作業 |
| クローラ式 | 5m〜15m | 20,000円〜35,000円/日 | 不整地・狭い場所 |
| 自走式 | 5m〜10m | 15,000円〜25,000円/日 | 屋内・狭小地 |
高所作業車を使った取り外しの流れ
- 現場調査
- 高所作業車の進入路を確認
- 電線・建物の障害物を確認
- 高所作業車のセットアップ
- 安全な場所に設置
- アウトリガー(安定装置)を展開
- 作業員が高所作業車で上昇
- 安全帯を装着
- ポンプダウン・取り外し
- 高所で通常の取り外し作業
- 室外機を降ろす
- ロープで慎重に降ろす
✅ 飲食店・オフィスでのクレーン・高所作業車の実例
【事例1】名古屋市中区の飲食店(5階建てビル屋上)
- 設備:業務用天カセ 5馬力 室外機2台(各150kg)
- 状況:屋上への階段が狭く、室外機を運べない
- 対応:10tクレーン車で屋上から地上へ吊り下げ
- 費用:取り外し40,000円 + クレーン作業80,000円 = 120,000円
- 作業時間:半日
【事例2】名古屋市東区のオフィスビル(3階壁面設置)
- 設備:業務用床置形 4馬力 室外機1台(100kg)
- 状況:3階の壁面に公団吊りで設置、ベランダなし
- 対応:トラック式高所作業車で作業員が近づいて取り外し
- 費用:取り外し25,000円 + 高所作業車30,000円 = 55,000円
- 作業時間:3時間
2. 【費用相場】取り外し・撤去の料金完全ガイド
「エアコンの取り外しって、いくらかかるの?」これは最も多い質問です。ここでは、2025年最新の適正価格を、家庭用・業務用に分けて詳しく解説します。
家庭用エアコンの取り外し費用相場
| 作業内容 | 相場料金 | 作業時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 標準取り外し | 5,000円〜8,000円 | 30分〜1時間 | ポンプダウン込み |
| 移設前提の取り外し | 8,000円〜15,000円 | 1時間〜1.5時間 | 冷媒回収を丁寧に実施 |
| 撤去のみ(処分前提) | 5,000円〜10,000円 | 30分〜1時間 | マニフェスト発行含む |
| 高所作業(3階以上) | +3,000円〜8,000円 | +30分 | 高所作業車使用時は別途 |
| 隠蔽配管対応 | +15,000円〜50,000円 | +2〜4時間 | 壁・天井の一部解体必要 |
| 穴埋め・クロス補修 | +3,000円〜10,000円 | +30分〜1時間 | 原状回復時に必須 |
業務用エアコンの取り外し費用相場(名古屋市内・適正価格)
| エアコンタイプ | 馬力 | 取り外し費用 | 撤去費用 | 作業時間 |
|---|---|---|---|---|
| 天カセ(天井カセット形) | 2〜3馬力 | 25,000円〜35,000円 | 20,000円〜30,000円 | 2〜3時間 |
| 天カセ(天井カセット形) | 4〜5馬力 | 30,000円〜45,000円 | 25,000円〜40,000円 | 3〜4時間 |
| 天吊形 | 2〜3馬力 | 20,000円〜30,000円 | 18,000円〜28,000円 | 2〜3時間 |
| 床置形 | 3〜5馬力 | 18,000円〜28,000円 | 15,000円〜25,000円 | 1.5〜2.5時間 |
| ビルトイン | 5〜10馬力 | 50,000円〜80,000円 | 40,000円〜70,000円 | 半日〜1日 |
追加費用なし!明確料金の業者を選ぶポイント
💰 追加費用が発生する主なケース
1. 高所作業車・クレーン作業(+10,000円〜50,000円)
- 4階以上の室外機取り外し
- 屋上設置の大型室外機
- クレーン作業が必要な重量物(200kg超)
2. 隠蔽配管への対応(+15,000円〜50,000円)
- 壁・天井の一部解体
- 配管の引き抜き作業
- 原状回復のための壁穴補修
3. 電源遮断・配線工事(+5,000円〜20,000円)
- 三相200Vの電源遮断(電気工事士必須)
- ブレーカーの撤去
- 配電盤の原状回復
4. スリーブ・配管穴の補修(+3,000円〜15,000円)
- スリーブ(配管穴パイプ)の撤去
- 穴埋めパテ処理:3,000円〜5,000円
- クロス張り替え:5,000円〜10,000円
- 外壁補修:10,000円〜20,000円
5. 冷媒ガス回収(業務用大型機)(+10,000円〜30,000円)
- 10馬力以上の大型機
- 複数台同時回収:1台あたり+5,000円
- 破壊証明書・マニフェスト発行費用含む
6. 即日対応・休日料金(+5,000円〜20,000円)
- 当日・翌日の即日対応:+5,000円〜10,000円
- 夜間作業(18時以降):+10,000円〜20,000円
- 日祝日:+5,000円〜10,000円
✅ 追加費用なしの明確見積もりを出す業者の特徴
- ✅ 訪問見積もり時に現場を細かく確認
- ✅ 隠蔽配管・高所作業の有無を明確に記載
- ✅ 電源遮断・壁穴補修の費用を事前提示
- ✅ 「作業後に追加費用なし」を書面で約束
- ✅ 破壊証明書・マニフェストの発行費用が明記
クレーン作業・高所作業車が必要なケース
🏗️ クレーン作業が必要になるケース
名古屋市内の飲食店やオフィスビルでは、以下のような状況でクレーン作業が必要になります:
1. 大型業務用エアコンの撤去
- 重量200kg以上の室外機(10馬力以上)
- ビルの屋上に設置された室外機
- エレベーターや階段で運び出せない重量物
2. 高層ビルの室外機撤去
- 4階以上の建物
- ベランダや共用部からの吊り下げ作業
- 道路使用許可が必要な場合
クレーン作業の費用相場
| クレーン種類 | 作業時間 | 費用 | 適用ケース |
|---|---|---|---|
| ユニック車 | 2時間〜 | 30,000円〜50,000円 | 4〜6階建ての室外機 |
| ラフタークレーン | 4時間〜 | 80,000円〜150,000円 | 7階以上、重量物 |
| 道路使用許可 | – | +10,000円〜20,000円 | 公道での作業が必要な場合 |
名古屋市内でクレーン作業を行う場合、事前に道路使用許可(名古屋市道路占用許可)が必要になるケースがあります。有資格者がいる業者なら、この手続きも代行してくれます。
🚧 高所作業車が必要になるケース
高所作業車は、はしごや脚立では届かない高所での作業に使用します。
高所作業車が必要なケース
- 3階以上の壁掛けエアコン
- 天井高が5m以上の天カセ・天吊形
- 工場・倉庫の大空間に設置された業務用エアコン
高所作業車の費用相場
| 作業車種類 | 最大高さ | 費用 |
|---|---|---|
| 高所作業車(6m) | 6m(2階相当) | 15,000円〜25,000円 |
| 高所作業車(12m) | 12m(4階相当) | 30,000円〜50,000円 |
| 高所作業車(20m) | 20m(6階相当) | 50,000円〜80,000円 |
即日対応を希望する場合でも、高所作業車やクレーンの手配には最低2〜3日かかることが多いです。余裕を持った予約をおすすめします。
名古屋市内の料金相場(地域別比較)
名古屋市内および愛知県内の料金相場は、全国平均と比較してやや安めの適正価格です:
| エリア | 家庭用取り外し | 業務用(天カセ4馬力) |
|---|---|---|
| 名古屋市内 | 6,000円〜10,000円 | 28,000円〜40,000円 |
| 愛知県内(名古屋市以外) | 7,000円〜12,000円 | 30,000円〜45,000円 |
| 全国平均 | 8,000円〜15,000円 | 35,000円〜50,000円 |
| 東京都内 | 10,000円〜18,000円 | 40,000円〜60,000円 |
📌 名古屋市内が適正価格で安い理由
- ✅ 有資格者を抱える競合業者が多い(価格競争)
- ✅ 出張費が安い(密集エリア)
- ✅ 駐車場が確保しやすい
- ✅ 高所作業車・クレーン作業の手配が容易
- ✅ 即日対応が可能な業者が多い
3. 【作業手順】プロが教える取り外しの流れ
ここでは、プロの業者がどのようにエアコンを取り外しているのか、その詳細な手順を公開します。ポンプダウンから冷媒回収、電源遮断、壁穴補修まで、すべての工程を解説します。
家庭用エアコン(壁掛け)の取り外し手順
📌 標準的な取り外し手順(所要時間:30分〜1時間)
ステップ1:事前準備と電源遮断(10分)
- 養生 – 床や壁に養生シートを敷く
- 電源遮断 – ブレーカーをOFFにして感電防止(詳細は下記)
- 工具準備 – レンチ、ドライバー、六角レンチを用意
- スリーブの状態確認 – 配管穴の保護状況をチェック
⚠️ 電源遮断の正しい手順
エアコン取り外しで最も重要な安全手順です。特に業務用エアコンは三相200Vの高電圧なので、感電すると致命的です。
- リモコンで運転停止 – まずエアコンを停止し、室外機が完全に止まるまで待つ(30秒〜1分)
- エアコン専用ブレーカーをOFF – 分電盤から該当ブレーカーを確実にOFF
- 「作業中」の表示 – ブレーカーに「作業中・触るな」の札を掛ける
- 電圧確認(業務用) – 検電器で端子台が0Vになっているか確認
名古屋市内の飲食店やオフィスで業務用エアコンを撤去する際は、必ず有資格者(電気工事士)が電源遮断を確認します。
ステップ2:ポンプダウン(冷媒回収)(15分)
目的:冷媒ガス(フロン)を室外機に回収し、フロン排出抑制法を遵守する
- エアコンを冷房運転 – 最低温度で運転開始
- 室外機のバルブを操作
- 細い管(液側)のバルブを六角レンチで閉める
- 2〜3分待つ(ガスが室外機に移動)
- 太い管(ガス側)のバルブを閉める
- 運転停止・電源遮断 – すぐにエアコンを停止
- ブレーカーを落とす – 感電防止のため完全に電源遮断
⚠️ ポンプダウンの注意点
- ❌ 暖房運転ではポンプダウンできない
- ❌ 冬場(外気温5℃以下)は強制冷房運転が必要
- ❌ バルブの閉める順序を間違えると圧縮機が故障
- ❌ ポンプダウン失敗 = 冷媒ガス大気放出 = フロン排出抑制法違反
- ❌ 有資格者でないと破壊証明書が発行できない
ステップ3:配管の取り外し(10分)
- 室外機の配管カバーを外す
- 配管のフレアナットを緩める – モンキーレンチ使用
- 配管を慎重に引き抜く – スリーブから丁寧に抜く
- ドレンホースを外す
- 電線(VVFケーブル)を外す – 配線メモを取る
ステップ4:室内機の取り外し(10分)
- 室内機の据付板を固定しているネジを外す
- 室内機を持ち上げて据付板から外す – 2人作業推奨
- 配管穴から配管を引き抜く
- 据付板を壁から外す
ステップ5:室外機の取り外し(5分)
- 室外機の固定ボルトを外す
- 室外機を移動 – 重量20〜40kg、2人作業推奨
ステップ6:壁穴補修(スリーブ処理)(5分〜)
- スリーブを撤去 – 必要に応じて
- パテで穴を埋める – 賃貸の原状回復では必須
- 外壁側もシーリング – 雨水浸入防止
- クロス張り替え – 必要に応じて(+5,000円〜)
📌 スリーブ(配管穴カバー)とは?
スリーブとは、エアコン配管を通すための壁穴に取り付けられる筒状のカバーです。通常、直径65mm〜75mmのプラスチック製または金属製の筒で、以下の役割があります:
- ✅ 配管の保護(壁との摩擦防止)
- ✅ 雨水・虫の侵入防止
- ✅ 外観の美化
スリーブの撤去が必要なケース
- 賃貸物件の原状回復 – スリーブを残すと敷金が返還されないことも
- 売却前のリフォーム – 見た目をきれいにする
- 外壁塗装 – 塗装の邪魔になる
スリーブの処理方法(3パターン)
1. スリーブを残す(最も簡単)
- 費用:0円
- 時間:0分
- メリット:次回エアコン設置時に穴あけ不要
- デメリット:見た目が悪い、雨水が入る可能性
- 適用:持ち家で将来エアコンを再設置する予定がある場合
2. スリーブを撤去 + パテ埋め(標準)
- 費用:3,000円〜5,000円
- 時間:15分〜30分
- メリット:雨水侵入を防げる
- デメリット:完全にきれいにはならない
- 適用:賃貸の原状回復(最低限)
3. スリーブを撤去 + パテ埋め + クロス張り替え(完璧)
- 費用:8,000円〜15,000円
- 時間:1時間〜2時間
- メリット:元通りの壁になる
- デメリット:費用が高い
- 適用:賃貸の原状回復(大家さんが厳しい場合)、売却前
名古屋市内の賃貸物件では、パターン2(パテ埋めまで)が一般的です。大家さんや管理会社によって要求水準が異なるため、退去前に必ず確認しましょう。
業務用エアコン(天カセ)の取り外し手順
⚠️ 業務用エアコンの取り外しは有資格者必須
飲食店やオフィスで使用される天カセ(天井カセット形)や床置形の取り外しは、家庭用とは比較にならないほど複雑です。以下の理由から、DIYは絶対に避けてください:
- ❌ 重量が100kg超え(天カセ室内機:40〜80kg、室外機:60〜150kg)
- ❌ 天井裏の作業が必要(転落リスク)
- ❌ 電源遮断に電気工事士資格が必要(三相200V)
- ❌ 冷媒ガス量が多い(環境破壊リスク大)
- ❌ 高所作業車やクレーン作業が必要な場合も
- ❌ 隠蔽配管への対応が必要
名古屋市内では、有資格者による適正価格で即日対応が可能な業者が多数あります。必ずプロに依頼しましょう。
🚧 高所作業車とクレーン作業が必要なケース
業務用エアコンの室外機は、通常の方法ではアクセスできない場所に設置されていることが多く、特殊な機材が必要になります。
高所作業車が必要なケース
高所作業車(別名:スカイリフト、高所作業リフト)は、作業員を高所まで安全に運ぶための車両です。以下の場合に使用します:
- ✅ 3階以上のビル外壁に設置された室外機
- ✅ 屋上に設置された室外機(屋上への階段がない場合)
- ✅ バルコニーや庇に設置された室外機
- ✅ 飲食店のビル外壁に設置された室外機
費用相場:+30,000円〜80,000円
作業時間:+1〜2時間
道路使用許可:必要な場合あり(警察署への届出)
クレーン作業が必要なケース
クレーン作業は、超重量の室外機(150kg以上)を地上から屋上に運ぶ、または屋上から地上に降ろす際に使用します。以下の場合に必要です:
- ✅ 大型ビルの屋上に設置された業務用エアコン(10馬力以上)
- ✅ エレベーターに入らない超大型室外機
- ✅ オフィスビルの最上階に設置された複数台連結の室外機
- ✅ 階段での運搬が物理的に不可能な現場
費用相場:+50,000円〜150,000円
作業時間:+2〜4時間
道路使用許可:必須(警察署への届出、クレーン車の駐車スペース確保)
名古屋市内での実例
ケース1:名古屋市中区のオフィスビル(5階建て)
- 設備:10馬力の業務用エアコン × 3台
- 設置場所:屋上
- 使用機材:高所作業車(12m)
- 費用:通常の取り外し費用 + 50,000円
ケース2:名古屋市東区の飲食店(3階)
- 設備:5馬力の業務用エアコン × 1台
- 設置場所:ビル外壁(地上8m)
- 使用機材:高所作業車(10m)
- 費用:通常の取り外し費用 + 35,000円
ケース3:名古屋市西区の大型商業施設(8階建て)
- 設備:20馬力の業務用エアコン × 5台
- 設置場所:屋上
- 使用機材:クレーン車(25トン)
- 費用:通常の取り外し費用 + 120,000円
- 備考:道路使用許可取得、交通誘導員配置
重要:高所作業車やクレーン作業が必要かどうかは、現地調査をしないと判断できません。必ず訪問見積もりを依頼し、追加費用なしの明確な見積書をもらいましょう。
プロの業者による標準的な手順は以下の通りです:
📌 天カセ(天井カセット形)エアコンの取り外し手順(所要時間:2〜3時間)
ステップ1:事前準備(15分)
- 天井点検口の確認
- 脚立・はしごの設置(必要に応じて高所作業車手配)
- 飲食店の場合は広範囲に養生
- 電源遮断の準備(三相200V or 単相200V確認)
- 隠蔽配管の有無を再確認
ステップ2:ポンプダウン(冷媒回収)(20分)
- 業務用リモコンで強制冷房運転
- 室外機のサービスポートから冷媒回収
- ゲージマニホールドで圧力確認
- 破壊証明書発行のためのデータ記録
ステップ3:化粧パネルの取り外し(10分)
- 天カセの化粧パネル(グリル)を外す
- フィルターを取り外す
- 吹き出し口のカバーを外す
ステップ4:室内機本体の取り外し(30分)
- 天井裏に入り、吊りボルトを確認
- 配管・ドレン・電線を外す(隠蔽配管の場合は追加時間)
- 吊りボルトのナットを緩める
- 室内機を天井から降ろす(2〜3人作業)
ステップ5:室外機の取り外し(30分)
- 屋上・ベランダの室外機に移動
- 配管・電線を外す
- 固定ボルトを外して移動
- 重量物の場合はクレーン作業で吊り下げ
ステップ6:原状回復(壁穴補修・天井穴の処理)(30分〜2時間)
飲食店やオフィスの原状回復では、穴を「ただ埋めるだけ」では不十分です。適正価格で確実に仕上げることで、退去時のトラブルを防ぎます。
📌 壁穴補修の専門的な手順
1. スリーブ(配管穴のパイプ)の処理
- 撤去する場合 – スリーブをカッターで切断し、穴を広げないように慎重に引き抜く
- 残す場合 – スリーブ内にパテを詰め、防虫・気密性を確保
2. 穴埋めの手順(3層構造)
- 第1層:パテ埋め
- エポキシパテまたはウレタンフォームで穴を8割まで埋める
- 固まるまで30分〜1時間待つ
- 第2層:仕上げパテ
- 表面を平らにするため、仕上げ用パテを薄く塗る
- ヘラでなめらかに整える
- 第3層:クロス張り替え(賃貸の場合)
- 壁紙を部分的に張り替え
- 色・柄を周囲と合わせる
- 継ぎ目が目立たないように仕上げ
3. 外壁側の処理(重要!)
- シーリング材で外壁の穴を完全に塞ぐ
- 雨水浸入を防ぐため、防水性の高いシリコンシーリングを使用
- 隠蔽配管の場合は、配管経路全体をチェック
4. 天井穴の処理(天カセ・ビルトイン)
- 天井ボード(石膏ボード)をカットして穴を塞ぐ
- 継ぎ目にパテを塗り、平らに仕上げ
- 天井クロスを張り替え(飲食店・オフィスでは必須)
⚠️ 原状回復で失敗しないポイント
- ❌ パテだけで済ませる → 大家さんの検査で不合格
- ❌ 外壁側を放置 → 雨漏り・害虫侵入
- ❌ 色が合わない → 修繕費用を請求される
- ✅ プロに依頼 → 追加費用なしで一括施工
- ✅ 名古屋市内の有資格者 → 安心の仕上がり
ステップ7:電源遮断後の配線処理
- 取り外した電線を絶縁テープで保護
- 端子台を外した場合は、端子を保護キャップで覆う
- ブレーカーに「使用停止」のラベルを貼る
ステップ8:マニフェスト・破壊証明書の発行
- 冷媒回収の記録を残す
- フロン排出抑制法に基づく破壊証明書を発行
- マニフェストで産業廃棄物の適正処理を証明
- 3年間保管義務があることを依頼者に説明
必要な工具リスト
| 工具名 | 用途 | 価格目安 | DIY可否 |
|---|---|---|---|
| モンキーレンチ | 配管ナットの取り外し | 1,000円〜3,000円 | ✅ |
| 六角レンチセット | ポンプダウン時のバルブ操作 | 500円〜2,000円 | ✅ |
| プラスドライバー | 室内機・据付板の取り外し | 500円〜1,500円 | ✅ |
| ゲージマニホールド | 冷媒圧力の確認 | 10,000円〜30,000円 | ❌ 有資格者専用 |
| 真空ポンプ | 再設置時の真空引き | 20,000円〜50,000円 | ❌ 有資格者専用 |
| トルクレンチ | 配管の適切な締め付け | 5,000円〜20,000円 | △ |
| 脚立・はしご | 高所作業(高所作業車の代替) | 5,000円〜15,000円 | ✅ |
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4. 【DIY vs 業者】自分でやる?プロに頼む?
「自分で取り外せば、費用が浮くのでは?」と考える方も多いでしょう。しかし、エアコンの取り外しには法律・安全・技術の3つの壁があります。
DIYで取り外せるケース(限定的)
✅ DIYが可能な条件(すべて満たす必要あり)
- 家庭用壁掛けエアコン(業務用・天カセ・床置形はNG)
- 1階または2階(高所作業なし、高所作業車不要)
- 標準設置(隠蔽配管ではない)
- 処分前提(再利用しない)
- 工具を持っている(最低限:モンキーレンチ、六角レンチ、ドライバー)
- 2人以上で作業(1人は危険)
- ポンプダウンの知識がある
- 電源遮断の手順を理解している
上記すべてを満たす場合のみ、DIYを検討できます。1つでも欠ける場合は、名古屋市内の有資格者による適正価格・追加費用なしの業者に依頼すべきです。
絶対に業者に頼むべきケース
❌ DIY絶対禁止のケース
1. 業務用エアコン全般(飲食店・オフィス)
- 天カセ(天井カセット形)、天吊、床置形、ビルトイン
- 理由:重量・高所作業・電源遮断に電気工事士資格が必要・冷媒量が多い
- フロン排出抑制法違反のリスク大
2. 高所作業が必要
- 3階以上の壁掛けエアコン
- 屋上設置の室外機
- 高所作業車が必要な現場
- 理由:転落事故のリスク
3. 隠蔽配管
- 壁・天井に配管が埋め込まれている
- 理由:専用工具・技術が必要、壁穴補修が高額に
4. クレーン作業が必要
- 重量物(200kg超)の室外機
- 理由:クレーン作業の資格・機材が必要
5. 再利用を前提とする取り外し
- 引越し先で使う
- 移設する
- 理由:ポンプダウン失敗 = 再利用不可
6. 賃貸の原状回復
- 壁穴補修・スリーブ撤去・クロス補修が必要
- 理由:素人施工 = 敷金返還トラブル
DIYのリスク一覧
| リスク | 内容 | 発生確率 | 損害額 |
|---|---|---|---|
| 冷媒ガス大気放出 | フロン排出抑制法違反(50万円以下の罰金)、環境破壊 | 高い | 50万円 |
| 感電事故 | 電源遮断せずに作業して感電 | 中 | 生命の危険 |
| 転落事故 | 脚立・はしごからの転落、高所作業車不使用 | 中 | 骨折・死亡 |
| 室内機落下 | 取り外し中に室内機が落下して床・壁を破損 | 高い | 5万円〜30万円 |
| 配管破損 | 配管を曲げすぎて使用不可に | 高い | 5万円〜15万円 |
| 壁穴拡大 | スリーブを壊して壁穴補修が高額に | 中 | 5万円〜20万円 |
| 圧縮機故障 | ポンプダウン失敗で圧縮機が壊れる | 中 | エアコン買い直し |
5. 【業務用エアコン】タイプ別の取り外し方法
業務用エアコンは、設置タイプによって取り外し方法が大きく異なります。ここでは、飲食店やオフィスで主要な4タイプの取り外し方法を詳しく解説します。
天カセ(天井カセット形)の取り外し
📌 天カセ(天井カセット形)エアコンの特徴
- 設置場所:天井埋め込み(飲食店・オフィスで最多)
- 室内機重量:40〜80kg
- 室外機重量:60〜150kg
- 取り外し難易度:★★★★☆(高い)
- 作業時間:2〜3時間
- 適正価格:25,000円〜45,000円(名古屋市内)
- 隠蔽配管が多い
天カセは、飲食店・オフィス・店舗で最も多く使われているタイプです。天井に埋め込まれているため、取り外しには天井裏への進入が必要です。
⚠️ 天カセ取り外しの注意点
- ❌ 天井裏は足場が不安定(転落リスク)
- ❌ 断熱材で視界が悪い
- ❌ 電源遮断に電気工事士資格が必要(三相200V)
- ❌ 室内機が重い(2人以上必須)
- ❌ 隠蔽配管の場合は追加時間・費用
- ❌ 原状回復のための天井補修が必要
- ❌ フロン排出抑制法に基づく冷媒回収・破壊証明書発行が必須
名古屋市内では、有資格者による即日対応・追加費用なしの適正価格業者が多数あります。
床置形の取り外し
📌 床置形エアコンの特徴
- 設置場所:床面または壁面(工場・倉庫・オフィス)
- 室内機重量:50〜100kg
- 取り外し難易度:★★☆☆☆(やや易)
- 作業時間:1〜2時間
- 適正価格:18,000円〜28,000円(名古屋市内)
床置形は、工場・倉庫・体育館などで使われます。高所作業がないため、取り外しは比較的簡単ですが、重量があるため2人以上での作業が必須です。
床置形取り外しの標準手順
- ポンプダウン・電源遮断
- 配管・ドレン・電線を外す
- 固定ボルトを外す
- 床または壁に固定されているボルトを外す
- 室内機を移動
- 重量があるため、台車を使用
ビルトイン(ダクト接続形)の取り外し
📌 ビルトインエアコンの特徴
- 設置場所:天井裏(ダクトで接続)
- 室内機重量:80〜200kg
- 取り外し難易度:★★★★★(最高)
- 作業時間:半日〜1日
- 適正価格:50,000円〜80,000円(名古屋市内)
ビルトインは、大型ビル・ホテル・病院・オフィスビルなど、本格的な空調設備で使われます。ダクト工事が必要なため、専門業者以外は対応不可です。
⚠️ ビルトイン取り外しの注意点
- ❌ ダクトの撤去が必要(別途工事)
- ❌ 重量物のため、クレーン作業が必要な場合あり
- ❌ 高所作業車が必要(屋上設置の場合)
- ❌ 電気工事士の資格必須(電源遮断・配線工事)
- ❌ 1日がかりの大工事
- ❌ マニフェストの発行が必要(産業廃棄物)
プロの業者による標準的な手順は以下の通りです:
📌 ビルトインエアコンの取り外し手順(所要時間:半日〜1日)
ステップ1:事前準備・安全確保(30分)
- 天井点検口の確認・拡張
- 高所作業車の手配(屋上設置の場合)
- クレーン作業の準備(重量物搬出)
- 養生範囲の確定(ビル共用部含む)
- 電源遮断の確認(ブレーカー位置)
- 有資格者の配置確認
ステップ2:ポンプダウン・冷媒回収(30分)
- 専用リモコンで強制冷房運転
- 室外機のサービスポートから冷媒ガス回収
- ゲージマニホールドで圧力確認
- 破壊証明書の準備
ステップ3:ダクトの切断・撤去(1〜2時間)
- 天井裏のダクト接続部を確認
- ダクトを切断(再利用しない場合)
- 吹き出し口・吸い込み口の撤去
- ダクト内の清掃
ステップ4:室内機本体の取り外し(2〜3時間)
- 天井裏に入り、吊りボルトを確認
- 配管・ドレン・電線を外す(電源遮断後)
- 吊りボルトのナットを緩める
- クレーン作業で室内機を慎重に降ろす(3〜4人作業)
ステップ5:室外機の取り外し(1〜2時間)
- 屋上の室外機に高所作業車でアクセス
- 配管・電線を外す
- 固定ボルトを外して移動
- クレーン作業で地上に降ろす
ステップ6:天井穴の処理・原状回復(1〜2時間)
- 天井ボードで穴を塞ぐ
- クロスで仕上げ(別途料金)
- ダクト穴のスリーブ処理
- 壁穴補修・外壁シーリング
ステップ7:マニフェスト発行・書類整理(30分)
- 破壊証明書の発行
- マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行
- 作業報告書の提出
💰 ビルトイン取り外しの費用内訳
名古屋市内の適正価格例(10馬力ビルトイン):
- 基本取り外し費用:60,000円
- クレーン作業費用:20,000円〜40,000円
- 高所作業車費用:15,000円〜30,000円
- ダクト撤去費用:10,000円〜30,000円
- 電源遮断・配線撤去:込み
- 破壊証明書・マニフェスト発行:込み
- 天井補修・壁穴補修:別途10,000円〜20,000円
- 合計:115,000円〜180,000円
※追加費用なしの明朗会計です。即日対応は不可、要相談(2週間前の予約推奨)
6. 【家庭用エアコン】壁掛け・窓用の取り外し
壁掛けエアコンの取り外し(詳細版)
壁掛けエアコンは、家庭で最も一般的なタイプです。ここではポンプダウンから壁穴補修まで、トラブル回避のコツを解説します。
ポンプダウンの詳細手順
📌 ポンプダウンを成功させるポイント
- 冷房運転を開始
- 設定温度:最低(16℃など)
- 風量:最大
- 運転モード:冷房
- 5分間運転
- 圧縮機が安定するまで待つ
- 室外機が正常に動いているか確認
- 室外機のバルブを閉める
- ①まず細い管(液側)のバルブを閉める
- ②2〜3分待つ(冷媒が室外機に移動)
- ③太い管(ガス側)のバルブを閉める
- ④すぐにエアコンを停止
- ブレーカーで電源遮断
- 感電防止のため、必ずブレーカーをOFF
⚠️ ポンプダウンでよくある失敗
失敗1:バルブを閉める順番を間違える
- ❌ 太い管→細い管の順で閉めると、圧縮機が故障
- ✅ 必ず細い管→太い管の順
- ✅ 有資格者なら確実に実施
失敗2:冬場にポンプダウンできない
- 原因:外気温が低すぎると冷房運転ができない
- 対策:強制冷房運転(リモコンの応急運転ボタン)
- 有資格者なら冷媒回収機で対応可能
失敗3:時間が短すぎる
- ❌ 1分で閉めると、冷媒が室内機に残る
- ✅ 最低でも2〜3分待つ
- ✅ フロン排出抑制法遵守のため確実に
窓用エアコンの取り外し
窓用エアコンは、壁掛けエアコンとは構造が全く異なります。ポンプダウンが不要なため、DIYで取り外しやすいタイプです。
📌 窓用エアコンの取り外し手順(所要時間:15分)
- 電源遮断(コンセントを抜く)
- 窓枠から取り外す
- 上下のストッパーを外す
- 本体を手前に引く
- 窓枠の補修
- パッキンを外す
- 窓枠を元に戻す
注意点:窓用エアコンは重い(20〜30kg)ため、1人での作業は危険です。必ず2人で作業してください。
7. 【実例集】トラブル事例とケーススタディ
ケース1:飲食店の天カセ取り外し(名古屋市中区)
📍 相談内容
名古屋市中区の居酒屋様から「店舗を閉店するので、天カセ(天井カセット形)エアコン2台を撤去してほしい」とのご相談。原状回復が条件でした。
🔍 現場の状況
- 機種:ダイキン 天カセ 4馬力 × 2台
- 使用年数:12年
- 設置場所:厨房・客席
- 問題点:厨房の天カセが油まみれ、隠蔽配管あり
- 原状回復のため壁穴補修・天井補修が必要
💰 提案内容(追加費用なしの明確見積もり)
- 取り外し費用:35,000円 × 2台 = 70,000円
- 冷媒回収・破壊証明書発行:込み
- 処分費用:無料(当社の無料回収サービス)
- 天井補修・壁穴補修:10,000円
- 電源遮断・配線撤去:込み
- 合計:80,000円
✅ 作業内容
- 午前中に厨房の天カセを撤去
- 油で滑りやすいため、養生を徹底
- ポンプダウン後、電源遮断
- 天井裏に進入、隠蔽配管を慎重に取り外し
- 配管・ドレン・電線を外す
- 室内機を慎重に降ろす(油で重い)
- 午後に客席の天カセを撤去
- 比較的きれいな状態
- 同様の手順で撤去
- 原状回復作業
- 天井ボードで穴を塞ぐ
- 壁穴補修・スリーブ撤去
- クロス仕上げ
- マニフェスト・破壊証明書の発行
💡 教訓
飲食店の厨房エアコンは、油汚れで通常の1.5倍の時間がかかります。有資格者による即日対応で、原状回復まで一貫対応できる業者を選びましょう。
ケース2:オフィスの床置形エアコン撤去(名古屋市東区)
📍 相談内容
名古屋市東区のオフィス様から「床置形エアコン3台を撤去して、新しい機種に入れ替えたい」とのご相談。
🔍 現場の状況
- 機種:三菱電機 床置形 5馬力 × 3台
- 使用年数:15年
- 設置場所:事務所フロア
- 配管:標準配管(隠蔽配管なし)
💰 提案内容(追加費用なし)
- 取り外し費用:25,000円 × 3台 = 75,000円
- 冷媒回収・破壊証明書:込み
- 処分費用:無料
- 壁穴補修:込み
- 合計:75,000円
✅ 作業内容
- ポンプダウン(各台15分)
- 電源遮断・配線取り外し
- 配管・ドレンの取り外し
- 床置形室内機の固定ボルトを外して移動
- 室外機の取り外し(3台とも屋上設置、クレーン作業は不要)
- 壁穴補修・スリーブ処理
✅ 結果
午前中に3台すべての撤去が完了。即日対応で、新しいエアコンの設置工事にスムーズに移行できました。
ケース4:オフィスビルの原状回復工事(名古屋市中区)
📍 相談内容
名古屋市中区のオフィスビル(5階)から「賃貸契約終了に伴い、天カセ4台と床置形2台を撤去して原状回復してほしい」とのご相談。
🔍 現場の状況
- 天カセ(天井カセット形):4馬力 × 4台(会議室・執務室)
- 床置形:6馬力 × 2台(サーバールーム)
- 使用年数:8年
- 設置場所:ビル5階(高所作業車必要)
- 特殊条件:隠蔽配管あり、室外機が屋上設置
- 要求事項:破壊証明書・マニフェストの発行必須
💰 提案内容(適正価格・追加費用なし)
- 天カセ取り外し:35,000円 × 4台 = 140,000円
- 床置形取り外し:25,000円 × 2台 = 50,000円
- 高所作業車(12m):35,000円
- 隠蔽配管対応:+30,000円
- 原状回復工事(壁穴補修・天井補修):60,000円
- 破壊証明書・マニフェスト発行:込み
- 処分費用:無料
- 合計:315,000円
✅ 作業内容(2日間)
1日目(午前):準備・電源遮断
- 有資格者による事前確認
- ビル管理会社との調整(停電スケジュール)
- 電源遮断(ブレーカー落とし)
- ポンプダウン・冷媒回収(全6台、各15分)
1日目(午後):天カセ4台の撤去
- 天井点検口から天井裏に進入
- 隠蔽配管の経路を確認(壁内探査機使用)
- 配管・ドレン・電線を慎重に取り外し
- 室内機本体を天井から降ろす(2〜3人作業)
2日目(午前):床置形2台の撤去
- サーバールーム内の養生(精密機器保護)
- 配管・電線を取り外し
- 固定ボルトを外して室内機を移動(台車使用)
2日目(午後):室外機撤去・原状回復
- 高所作業車で屋上にアクセス
- 室外機6台を取り外し(クレーン作業不要、人力で可能)
- 天井穴の補修(天井ボード・クロス仕上げ)
- 壁穴補修(隠蔽配管の穴をパテ埋め・クロス張り替え)
- スリーブ撤去・外壁シーリング
✅ 結果
管理会社の検査に一発合格。破壊証明書とマニフェストを提出し、敷金が全額返還されました。
💡 教訓
オフィスビルの原状回復では、破壊証明書・マニフェストの発行が必須です。有資格者がいる業者を選び、事前に管理会社と調整することで、スムーズに退去できます。
ケース5:飲食店の隠蔽配管対応事例(名古屋市中村区)
📍 相談内容
名古屋市中村区の飲食店(イタリアンレストラン)から「店舗改装のため、天カセ2台を撤去したい。ただし、隠蔽配管で壁内に配管が埋まっている」とのご相談。
🔍 現場の状況
- 天カセ(天井カセット形):5馬力 × 2台(ホール・厨房)
- 使用年数:6年
- 問題点:隠蔽配管で、配管が壁内・天井裏に埋め込まれている
- 要求:配管も完全に撤去して、壁を元通りに
💰 提案内容
- 天カセ取り外し:35,000円 × 2台 = 70,000円
- 隠蔽配管対応(壁・天井の一部解体):+50,000円
- 原状回復(壁穴補修・クロス張り替え):+40,000円
- 冷媒回収・破壊証明書:込み
- 処分費用:無料
- 合計:160,000円
✅ 作業内容
- 壁内探査機で隠蔽配管の経路を特定
- 壁の一部を慎重に解体(石膏ボードカット)
- ポンプダウン後、配管を引き抜き
- 天カセ室内機を取り外し
- 室外機を取り外し
- 壁・天井の補修(石膏ボード貼り直し・クロス張り替え)
- スリーブ撤去・外壁補修
✅ 結果
壁を元通りに復旧し、店舗改装工事にスムーズに移行。隠蔽配管でも、有資格者の技術で綺麗に撤去できました。
💡 教訓
隠蔽配管の撤去は、専門知識と経験が必要です。名古屋市内で飲食店の原状回復に強い業者を選びましょう。
名古屋市内で即日対応してもらう方法
「今日中にエアコンを外したい!」という緊急の依頼も、名古屋市内なら対応可能な業者があります。ただし、いくつかの条件があります。
📌 即日対応が可能な条件
1. 閑散期(春・秋)であること
- ✅ 4月〜5月、10月〜11月は予約が取りやすい
- ❌ 7月〜8月(繁忙期)は1ヶ月待ち
2. 家庭用壁掛けエアコン(標準設置)
- ✅ 1階または2階
- ✅ 特殊設置ではない
- ✅ 原状回復(穴埋め)が不要
3. 名古屋市内または近郊
- ✅ 名古屋市16区内なら即日対応率が高い
- ✅ 春日井市・小牧市・豊山町など近郊も対応可
- ❌ 遠方(岡崎市・豊田市など)は翌日以降
4. 午前中に連絡
- ✅ 午前9時〜10時の連絡 → 当日午後に対応
- ❌ 午後3時以降の連絡 → 翌日対応
⚠️ 即日対応の追加料金
多くの業者は、即日対応に追加料金を設定しています:
| 対応時間 | 追加料金 |
|---|---|
| 当日午後(13時〜17時) | +5,000円〜10,000円 |
| 当日夜間(18時以降) | +10,000円〜20,000円 |
| 翌日対応 | +2,000円〜5,000円 |
| 土日祝日 | +5,000円〜10,000円 |
ただし、当社では追加費用なしで即日対応が可能な場合があります(閑散期・名古屋市内限定)。詳しくはお電話でご相談ください。
✅ 即日対応を確実に受けるコツ
1. 電話で直接依頼する
- ✅ メール・LINEより電話が確実
- ✅ 「今日中にお願いできますか?」と最初に聞く
- ✅ 断られても、「明日の午前中なら?」と交渉
2. 複数の業者に同時連絡
- ✅ 3社に同時に電話
- ✅ 最も早く来られる業者に依頼
- ✅ 他の業者には丁寧にお断りの連絡
3. 現金払いを伝える
- ✅ 「現金払いで今日中にお願いできますか?」
- ✅ クレジットカード決済より優先される場合がある
4. 飲食店・オフィスの場合は法人契約を提示
- ✅ 「今後も定期的に依頼したい」と伝える
- ✅ 有資格者のいる業者なら優先対応してくれる
8. 【業者選び】失敗しない業者の選び方
エアコンの取り外しは、業者選びで成否が決まります。ここでは、名古屋市内で有資格者による適正価格・追加費用なしの優良業者と悪徳業者の見分け方を解説します。
優良業者の5つの特徴
✅ 優良業者チェックリスト
1. 有資格者・登録を保有している
- ✅ 第二種フロン類取扱技術者
- ✅ 冷媒回収業者登録(都道府県知事登録)
- ✅ 電気工事士(業務用エアコンの電源遮断時)
- ✅ 建設業許可(原状回復工事を伴う場合)
- ✅ 破壊証明書・マニフェストの発行が可能
2. 追加費用なしの明確な料金表示
- ✅ ホームページに適正価格の料金表がある
- ✅ 高所作業車・クレーン作業の追加料金が明記
- ✅ 隠蔽配管・壁穴補修の費用が事前提示
- ✅ 訪問見積もりが無料(名古屋市内)
- ✅ 見積書が詳細(内訳が明確)
3. 即日対応が可能
- ✅ 当日・翌日の即日対応が可能(閑散期)
- ✅ 緊急時の対応力がある
- ✅ 飲食店・オフィスの営業時間外作業にも対応
4. 会社情報が明確
- ✅ 名古屋市内に実店舗がある
- ✅ 住所・電話番号が明記
- ✅ 代表者名が公開されている
- ✅ 創業年数が長い(10年以上)
5. 原状回復まで一貫対応
- ✅ 壁穴補修・スリーブ撤去に対応
- ✅ 隠蔽配管の処理が可能
- ✅ 電源遮断後の配線処理
- ✅ 賃貸の原状回復工事に実績あり
9. 【処分方法】取り外し後のエアコンはどうする?
エアコンを取り外した後、「このエアコンをどうすればいいの?」と悩む方は多いです。ここでは、取り外し後のエアコンの処分方法を4つ紹介します。
方法1:無料回収サービスを利用する(おすすめ)
📌 無料回収サービスとは?
エアコン工事業者が、取り外したエアコンを無料で引き取ってくれるサービスです。
メリット
- ✅ 処分費用が0円
- ✅ 取り外しと同時に処分できる(手間なし)
- ✅ 家電リサイクル券の手続き不要
- ✅ 破壊証明書・マニフェストも業者が対応
- ✅ 古いエアコンでもOK
- ✅ 故障していてもOK
デメリット
- ❌ すべての業者が対応しているわけではない
- ❌ 条件付き(取り外し工事とセット)の場合が多い
💡 当社の無料回収サービス
新空調では、取り外し工事をご依頼いただいたお客様のエアコンを無料で回収しています。
対応エリア:名古屋市から半径60キロ圏内
対応機種:家庭用・業務用すべて(天カセ・床置形含む)
条件:取り外し工事とセット
書類:破壊証明書・マニフェストを適切に発行
詳しくは、エアコン無料回収サービスのページをご覧ください。
10. 【季節別】取り外しに最適な時期と注意点
エアコンの取り外しは、季節によって難易度・費用・予約の取りやすさが大きく変わります。
春(3月〜5月)- 最適シーズン!
✅ 春がおすすめの理由
- ✅ 気温が穏やか(作業しやすい)
- ✅ 繁忙期前で予約が取りやすい
- ✅ 料金が安い(適正価格の閑散期料金)
- ✅ 名古屋市内なら即日対応も可能
- ✅ 有資格者に余裕があり丁寧な作業が期待できる
注意点
- ⚠️ 3月下旬〜4月上旬は引越しシーズンで混雑
- ⚠️ 早めの予約がおすすめ(2週間前)
夏(6月〜8月)- 繁忙期(要注意)
⚠️ 夏の取り外しは避けたい理由
- ❌ 超繁忙期(新規設置の需要が高い)
- ❌ 予約が取りにくい(1ヶ月待ちも)
- ❌ 料金が高い(繁忙期料金、追加費用も)
- ❌ 暑い中での作業で品質が落ちる可能性
- ❌ ポンプダウンが難しい(冷房需要が高く、すぐに止められない)
- ❌ 即日対応がほぼ不可能
やむを得ず夏に取り外す場合
- ✅ 1ヶ月以上前に予約
- ✅ 朝一番の時間帯を指定(涼しい)
- ✅ 割増料金を覚悟
- ✅ 飲食店やオフィスは営業時間外の夜間作業も検討
秋(9月〜11月)- 最適シーズン!
✅ 秋がおすすめの理由
- ✅ 気温が穏やか(作業しやすい)
- ✅ 繁忙期後で予約が取りやすい
- ✅ 料金が安い(適正価格の閑散期料金)
- ✅ 有資格者に余裕があるため、丁寧な作業が期待できる
- ✅ 名古屋市内なら即日対応も可能
- ✅ 追加費用なしの明確見積もりを出しやすい
注意点
- ⚠️ 11月下旬は暖房シーズン前で少し混む
冬(12月〜2月)- ポンプダウンが難しい
⚠️ 冬の取り外しの注意点
- ❌ ポンプダウンが難しい(冷房運転ができない)
- ❌ 外気温が5℃以下だと冷房運転が起動しない
- ❌ 強制冷房運転や冷媒回収機が必要
- ❌ 雪や凍結で室外機が動かない場合がある
- ❌ 高所作業車の手配が難しい(凍結リスク)
冬にポンプダウンする方法
- 室外機を温める
- ドライヤーやヒーターで温める
- 霜取り運転を使う
- 強制冷房運転
- リモコンの「応急運転」ボタンを長押し
- または室内機の「応急運転スイッチ」を押す
- 冷媒回収機を使う
- 有資格者専用の機械で強制的に冷媒を回収
- 破壊証明書の発行も対応
冬の取り外し料金
- 通常の適正価格 + 5,000円〜10,000円(冬季割増)
クレーン作業・高所作業車が必要なケースと費用
名古屋市内の大型オフィスビルや飲食店ビルでは、室外機が屋上に設置されていたり、重量が100kg を超える大型機種の場合、クレーン作業や高所作業車が必要になります。
⚠️ クレーン作業が必要なケース
ケース1:室外機が屋上にある
- ✅ 3階建て以上のビル
- ✅ 階段で運べない重量(80kg以上)
- ✅ エレベーターに入らないサイズ
使用機材:ラフタークレーン(4t)、またはクローラークレーン(10t)
費用相場:30,000円〜80,000円(半日)
ケース2:隠蔽配管で配管が建物に埋め込まれている
- ✅ マンション・ビルで配管が壁内・天井裏を通っている
- ✅ 配管を引き抜くために壁を解体する必要がある
対応方法:
- 配管を切断して室外機だけ撤去(推奨)
- 壁を解体して配管ごと撤去(原状回復が必要な場合)
ケース3:ビルトインの大型室内機
- ✅ 10馬力以上の業務用エアコン
- ✅ 重量が200kg超え
使用機材:小型クレーン(ミニクローラークレーン)
費用相場:50,000円〜100,000円
📌 高所作業車が必要なケース
ケース1:室外機が3階以上のベランダにある
- ✅ 地上からの作業が必要
- ✅ ベランダからの作業では手が届かない
使用機材:高所作業車(10m〜15m)
費用相場:20,000円〜50,000円(半日)
ケース2:室外機が外壁に吊られている(公団吊り)
- ✅ 古いマンション・アパートに多い
- ✅ 地上から作業するしかない
使用機材:高所作業車(10m)+ 2名体制
費用相場:30,000円〜60,000円
ケース3:屋上設置で安全帯だけでは危険な場合
- ✅ 屋上の縁に近い設置
- ✅ 手すりがない屋上
使用機材:ガードレール + 安全帯
費用相場:10,000円〜30,000円
✅ クレーン・高所作業車の手配で失敗しないポイント
1. 事前調査が必須
- ✅ 訪問見積もりで現場を確認
- ✅ 搬出経路を確認(階段・エレベーター・屋上への通路)
- ✅ クレーン車を停められるスペースがあるか確認
2. 道路使用許可が必要な場合がある
- ✅ クレーン車が道路にはみ出す場合、警察の許可が必要
- ✅ 許可取得に1週間〜2週間かかる
- ✅ 許可費用:2,000円〜5,000円
3. 追加費用なしの見積もりを取る
- ✅ 「クレーン代込み」の見積もりを依頼
- ✅ 「道路使用許可代込み」を確認
- ✅ 名古屋市内の有資格者なら、適正価格で一括見積もり
4. 即日対応は不可
- ❌ クレーン・高所作業車は事前予約が必要(1週間前)
- ❌ 繁忙期(夏)は1ヶ月前の予約推奨
11. 【法律・資格】知っておくべき規制と資格
エアコンの取り外しには、いくつかの法律と資格が関わっています。知らずに作業すると、違法行為になる可能性があります。
フロン排出抑制法(最重要)
⚠️ フロン排出抑制法とは?
エアコンに使われている冷媒ガス(フロン)は、オゾン層を破壊し、地球温暖化を促進する物質です。そのため、フロン排出抑制法で、冷媒ガスの回収が義務付けられています。
違反した場合の罰則
- ❌ 50万円以下の罰金(個人)
- ❌ 1年以下の懲役または50万円以下の罰金(業者)
- ❌ 環境破壊(オゾン層破壊・地球温暖化)
- ❌ 破壊証明書・マニフェストが発行できない
冷媒ガスを回収できる人
- ✅ 第一種フロン類取扱技術者(業務用エアコン)
- ✅ 第二種フロン類取扱技術者(家庭用エアコン)
- ✅ 冷媒回収業者(都道府県知事登録)
無資格者が冷媒を回収すると違法です。DIYで取り外す場合も、冷媒を大気に放出するとフロン排出抑制法違反になります。
名古屋市内では、有資格者による適正価格・追加費用なしの業者が多数あります。必ず破壊証明書・マニフェストを発行できる業者を選びましょう。
破壊証明書とマニフェストの重要性
📋 破壊証明書とは?
破壊証明書は、冷媒ガスを適切に回収・破壊したことを証明する書類です。フロン排出抑制法で発行が義務付けられています。
📋 マニフェストとは?
マニフェスト(産業廃棄物管理票)は、エアコンを適切に処分したことを証明する書類です。業務用エアコンの場合、産業廃棄物として処理するため、マニフェストの発行が必要です。
有資格者に依頼するメリット
- ✅ 破壊証明書の適切な発行
- ✅ マニフェストの適切な管理
- ✅ フロン排出抑制法に完全準拠
- ✅ 原状回復時に大家さんに提出可能
- ✅ 環境保護に貢献
12. 【FAQ】よくある質問30選
基本的な質問
Q1. エアコンの取り外しは自分でできますか?
A. 家庭用壁掛けエアコン(1〜2階、隠蔽配管なし)で、処分前提なら可能です。ただし、冷媒ガスを大気に放出するとフロン排出抑制法違反(50万円以下の罰金)なので、ポンプダウンの知識が必要です。業務用エアコン(天カセ・床置形)は有資格者必須です。名古屋市内では適正価格で対応できる業者が多数あります。
Q2. 取り外しの費用相場はいくらですか?
A. 家庭用:5,000円〜15,000円、業務用:15,000円〜80,000円です。高所作業車や壁穴補修、隠蔽配管対応が必要な場合は追加費用がかかります。名古屋市内の適正価格は全国平均より安めです。
Q3. 取り外しにかかる時間は?
A. 家庭用:30分〜1時間、業務用(天カセ):2〜3時間、業務用(ビルトイン):半日〜1日です。隠蔽配管の場合は追加時間が必要です。
Q4. ポンプダウンとは何ですか?
A. 冷媒ガス(フロン)を室外機に回収する作業です。これをしないと、冷媒ガスが大気に放出され、フロン排出抑制法違反になります。有資格者による適切な冷媒回収が必要で、破壊証明書の発行も義務付けられています。
Q5. 冬でも取り外しできますか?
A. 可能ですが、ポンプダウンが難しくなります。外気温が5℃以下だと冷房運転が起動しないため、強制冷房運転や冷媒回収機を使います。冬季割増料金(+5,000円〜10,000円)がかかる場合があります。
費用に関する質問
Q6. 追加費用が発生するケースは?
A. 以下の場合に追加費用が発生します:
- 高所作業車使用(3階以上):+3,000円〜10,000円
- 壁穴補修・スリーブ撤去:+3,000円〜10,000円
- 隠蔽配管対応:+15,000円〜50,000円
- クレーン作業:+10,000円〜50,000円
- 緊急・即日対応:+5,000円〜20,000円
追加費用なしの明確見積もりを出す業者を選びましょう。
Q7. 見積もりは無料ですか?
A. 多くの業者が訪問見積もりを無料で行っています。名古屋市内であれば出張費無料の業者が多いです。ただし、遠方の場合は出張費がかかる場合があります。
Q8. 処分費用は別ですか?
A. 業者によって異なります。無料回収サービスがある業者なら処分費用0円です。家電リサイクル法で処分する場合は、リサイクル料金990円+収集運搬費1,500円〜3,000円がかかります。業務用の場合はマニフェスト発行費用が含まれることもあります。
作業に関する質問
Q11. 取り外しだけでも依頼できますか?
A. はい、可能です。「取り外しのみ」「取り外し+処分」「取り外し+原状回復」など、ニーズに合わせて依頼できます。
Q12. 室外機だけ取り外せますか?
A. 可能ですが、ポンプダウンが必要なため、室内機も一時的に操作する必要があります。電源遮断の手順も重要です。
Q13. 土日祝日でも対応してもらえますか?
A. 多くの業者が土日祝日も対応していますが、割増料金(+5,000円〜10,000円)がかかる場合があります。名古屋市内では即日対応可能な業者も多いです。
Q14. 当日・翌日の即日対応は可能ですか?
A. 閑散期(春・秋)なら可能な場合が多いですが、繁忙期(夏)は1ヶ月待ちもあります。名古屋市内の有資格者業者なら、即日対応の可能性が高いです。緊急対応費(+5,000円〜10,000円)がかかる場合があります。
業務用エアコンに関する質問
Q16. 業務用エアコンの取り外しはDIYできますか?
A. 絶対にできません。重量(100kg超)、高所作業、電源遮断に電気工事士資格が必要、冷媒量の多さなど、有資格者以外は対応不可です。フロン排出抑制法違反のリスクも大きいです。
Q17. 天カセの取り外し時間は?
A. 2〜3時間です。天井裏の作業があるため、家庭用よりも時間がかかります。隠蔽配管の場合は追加時間が必要です。
Q18. 天井の穴はどうなりますか?
A. 天井ボードで穴を塞ぎます。クロス仕上げ(+5,000円〜10,000円)も可能です。原状回復が必要な場合は、壁穴補修まで対応します。
Q19. 業務用エアコンの処分費用は?
A. 無料回収サービスがある業者なら0円です。ない場合は、産業廃棄物として処分(10,000円〜30,000円)が必要です。マニフェスト・破壊証明書の発行費用が含まれます。
Q20. 飲食店閉店時の撤去は対応できますか?
A. はい、可能です。名古屋市内の飲食店・オフィスなど、多数の実績があります。原状回復まで一貫対応できる有資格者業者を選びましょう。
賃貸・原状回復に関する質問
Q21. 賃貸の退去時、エアコンは外さないとダメですか?
A. 大家さんや管理会社によって異なります。「残置OK」なら外す必要はありません。「原状回復」を求められた場合は、取り外し+壁穴補修+スリーブ撤去が必要です。
Q22. 壁穴補修はどこまでやればいいですか?
A. 最低限、パテで穴を埋めます。賃貸の場合は、クロス張り替えまで求められることが多いです。スリーブの撤去も必要な場合があります。
Q23. 原状回復費用は誰が負担しますか?
A. 自分で取り付けたエアコンの場合、退去者負担です。元々付いていたエアコンの場合、大家さん負担です。
Q24. 壁穴補修しないとどうなりますか?
A. 敷金から原状回復費用が差し引かれます。金額は5,000円〜20,000円です。隠蔽配管の場合はさらに高額になります。
隠蔽配管に関する質問
Q26. 隠蔽配管とは何ですか?
A. エアコンの配管を壁の中や天井裏に埋め込んで、見えないようにする施工方法です。見た目はスッキリしますが、取り外し時には壁・天井の一部解体が必要で、適正価格でも+20,000円〜65,000円の追加費用がかかります。
Q27. 隠蔽配管かどうか、どうやって分かりますか?
A. 室内機から配管が見えない場合、隠蔽配管の可能性が高いです。有資格者に訪問見積もりを依頼して確認してもらいましょう。名古屋市内なら無料見積もりの業者が多いです。
Q28. 隠蔽配管の取り外しにかかる時間は?
A. 通常の2〜3倍の時間がかかります。家庭用で2〜4時間、業務用(天カセ)で4〜6時間です。壁・天井の解体と原状回復が必要なためです。
高所作業・クレーン作業に関する質問
Q29. 高所作業車の費用はいくらですか?
A. 3階以上の場合、高所作業車の使用で+5,000円〜20,000円の追加費用がかかります。名古屋市内では適正価格で対応できる業者が多数あります。
Q30. クレーン作業が必要なケースは?
A. 以下のケースでクレーン作業が必要です:
- 重量物(200kg超)の室外機
- 屋上から地上への吊り下げ
- 狭い場所での搬出
費用は+10,000円〜50,000円です。即日対応は難しい場合があるため、早めの予約が必要です。
壁穴補修とスリーブ処理の実務
🔧 壁穴補修とスリーブ処理とは?
エアコンを取り外した後、配管穴(スリーブ)が壁に残ります。特に賃貸物件の原状回復では、この穴を適切に補修することが敷金返還の鍵となります。
スリーブとは?
スリーブとは、エアコンの配管を通すために壁に開けられた穴(直径65mm〜75mm)のことです。通常、塩ビパイプや樹脂製のパーツが埋め込まれています。
スリーブの種類
| 種類 | 材質 | 特徴 | 処理方法 |
|---|---|---|---|
| 貫通スリーブ | 塩ビパイプ | 壁を完全に貫通 | パテ埋め+両面シーリング |
| コア抜きスリーブ | コンクリート穴 | 鉄筋コンクリート造で使用 | モルタル埋め+塗装 |
| ウォールコーナー | 樹脂製カバー | 化粧カバー付き | カバー撤去+パテ埋め |
壁穴補修の標準手順(賃貸物件の原状回復)
- スリーブの撤去
- 塩ビパイプを壁から引き抜く
- 接着されている場合はカッターで切断
- 内壁側の補修
- 穴の周囲を清掃
- 補修用パテで穴を埋める
- 平らにならす
- 乾燥(24時間)
- クロス(壁紙)で仕上げ
- 外壁側の補修
- 穴の周囲を清掃
- シーリング材で穴を埋める
- 雨水浸入を防ぐ
- 外壁用塗料で仕上げ(オプション)
壁穴補修の費用相場
| 補修レベル | 作業内容 | 費用 | 適用ケース |
|---|---|---|---|
| 簡易補修 | パテ埋めのみ | 3,000円〜5,000円 | 持ち家・DIY |
| 標準補修 | パテ埋め+クロス部分張り | 5,000円〜8,000円 | 賃貸の軽度な原状回復 |
| 完全補修 | パテ埋め+クロス全面張り替え | 8,000円〜15,000円 | 賃貸の厳格な原状回復 |
| 外壁補修 | シーリング+外壁塗装 | 5,000円〜10,000円 | 雨漏り防止 |
⚠️ 壁穴補修でよくある失敗
失敗1:パテが乾く前にクロスを貼る
- ❌ クロスが浮いてくる
- ✅ パテは24時間以上乾燥させる
失敗2:外壁側を放置
- ❌ 雨水が壁内に浸入して雨漏り
- ✅ 必ず外壁側もシーリング
失敗3:クロスの継ぎ目が目立つ
- ❌ 素人施工で見た目が悪い
- ✅ プロに依頼して自然な仕上がりに
失敗4:スリーブを残したまま
- ❌ 大家さんの検査で不合格
- ✅ スリーブは必ず撤去
飲食店・オフィスでの壁穴補修実例
【実例1】名古屋市中区のオフィス(原状回復工事)
- 状況:天カセ2台撤去後、天井に4つの配管穴
- 要求:完全に元の状態に戻す(ク天井ボード張り替え)
- 作業:穴をボードで塞ぎ、クロス全面張り替え
- 費用:壁穴補修 12,000円 × 4箇所 = 48,000円
- 結果:大家さんの検査に合格、敷金全額返金
【実例2】名古屋市東区の飲食店(店舗閉店)
- 状況:床置形1台撤去後、壁に大きな配管穴(直径100mm)
- 要求:次の入居者のために美観を保つ
- 作業:モルタル埋め+外壁塗装
- 費用:壁穴補修 15,000円
- 結果:きれいに仕上がり、次の入居者決定
電源遮断の安全手順
⚡ 電源遮断の重要性
エアコン取り外しで最も危険なのが感電事故です。特に業務用エアコンは三相200Vの高電圧を使用しているため、電源遮断を正しく行わないと命に関わります。
電源遮断の基本手順
- ポンプダウン完了後、エアコンを停止
- リモコンで電源OFF
- ブレーカーを落とす
- エアコン専用ブレーカーをOFF
- ブレーカーに「作業中」の札を付ける(第三者が誤ってONにしない)
- 電圧チェッカーで確認
- 配線に電気が流れていないか確認
- 100%確実に電源が遮断されていることを確認
- 配線の取り外し
- 端子台から配線を外す
- 配線同士が接触しないようビニールテープで絶縁
電源の種類と遮断方法
| 電源種類 | 電圧 | 対象エアコン | 遮断方法 |
|---|---|---|---|
| 単相100V | 100V | 家庭用小型 | コンセントを抜く、またはブレーカーOFF |
| 単相200V | 200V | 家庭用大型 | 専用ブレーカーをOFF |
| 三相200V | 200V | 業務用 | 主幹ブレーカーをOFF(電気工事士が作業) |
⚡ 感電事故の実例(名古屋市内)
【事故事例】素人業者による感電事故
- 状況:無資格業者がオフィスの天カセ撤去中、電源遮断を忘れる
- 結果:配線を触って感電、作業員が病院搬送
- 原因:三相200Vの危険性を理解していなかった
- 教訓:業務用エアコンは必ず有資格者(電気工事士)に依頼
こんな業者は危険:
- ❌ 「電源入れたまま作業できます」と言う
- ❌ 電圧チェッカーを持っていない
- ❌ 三相200Vと単相200Vの違いを知らない
- ❌ 電気工事士の資格を持っていない
電源遮断時の注意点(飲食店・オフィス)
飲食店の場合:
- ⚠️ 厨房の他の機器(冷蔵庫・冷凍庫)の電源を落とさないよう注意
- ⚠️ 営業時間外に作業(電源遮断による影響を最小限に)
- ⚠️ 食材の保管に配慮
オフィスの場合:
- ⚠️ サーバーやパソコンの電源を落とさないよう注意
- ⚠️ 休日または営業時間外に作業
- ⚠️ 事前に社員に電源遮断を通知
13. 【名古屋】新空調の取り外し・撤去サービス
愛知県名古屋市の業務用・家庭用エアコン取り外し・撤去【新空調】
当社は、愛知県名古屋市から半径60キロ圏内を中心に、業務用・家庭用エアコンの取り外し・撤去の専門対応を行っています。
対応エリア:名古屋市から半径60キロ圏内
名古屋市全16区:千種区・東区・北区・西区・中村区・中区・昭和区・瑞穂区・熱田区・中川区・港区・南区・守山区・緑区・名東区・天白区
愛知県内:春日井市・小牧市・北名古屋市・清須市・あま市・津島市・稲沢市・一宮市・江南市・犬山市・豊山町・大口町・扶桑町・岩倉市・瀬戸市・尾張旭市・長久手市・日進市・東郷町・豊明市・刈谷市・知立市・安城市・岡崎市・豊田市・みよし市・東海市・大府市・知多市・東浦町・半田市・常滑市・武豊町・美浜町・南知多町など
対応可能な機種
- 家庭用エアコン:壁掛け、窓用、床置き
- 業務用エアコン:天カセ(天井カセット形)、天吊、床置形、ビルトイン、ダクト接続
- 全メーカー対応:ダイキン・三菱電機・日立・東芝・パナソニック・富士通・シャープ・サンヨー・ナショナルなど
- 特殊対応:隠蔽配管、高所作業車、クレーン作業
当社の強み
- ✅ 有資格者在籍(冷媒回収業者登録済み、フロン排出抑制法遵守)
- ✅ 電気工事士在籍(業務用エアコンの電源遮断対応可能)
- ✅ 賠償責任保険加入(万が一の事故も補償)
- ✅ 訪問見積もり無料(名古屋市内)
- ✅ 即日対応可能(閑散期)
- ✅ 無料回収サービス(取り外し工事とセット)
- ✅ 実績20年以上(10,000件超)
- ✅ 追加費用なしの明確見積もり
- ✅ 破壊証明書・マニフェストの適切な発行
- ✅ 原状回復工事まで一貫対応
- ✅ 飲食店・オフィスの営業時間外作業OK
料金表(税込・適正価格)
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 家庭用壁掛けエアコン 取り外し(ポンプダウン込み) | 7,000円〜 |
| 家庭用壁掛けエアコン 取り外し+壁穴補修 | 12,000円〜 |
| 業務用天カセ(2〜3馬力)取り外し | 28,000円〜 |
| 業務用天カセ(4〜5馬力)取り外し | 35,000円〜 |
| 業務用天吊 取り外し | 22,000円〜 |
| 業務用床置形 取り外し | 20,000円〜 |
| 高所作業車使用(3階以上) | +5,000円〜 |
| 隠蔽配管対応 | +15,000円〜 |
| エアコン処分 | 無料(取り外し工事とセット) |
| 破壊証明書・マニフェスト発行 | 込み |
「エアコンを取り外したい」「飲食店・オフィスの原状回復」「隠蔽配管の対応」など、エアコンに関するお悩みは、まずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせ方法
- 電話:0120-979-760(営業時間:9:00〜21:00 年中無休)
- メール:お問い合わせフォームから24時間受付
- LINE:公式アカウントから簡単相談
即日対応エリア
名古屋市内全域で、即日対応が可能です(閑散期)。飲食店やオフィスの営業時間外作業もご相談ください。















天カセ4方向 | ラウンドフロー
天カセ4方向コンパクト
天カセ2方向
天カセ1方向
天吊自在形 | ワンダ風流
天井吊
床置
壁掛
ビルトイン
ダクト
厨房用
クリーニング編
リース編
中古編
交換編
修理編
取り付け工事編
家庭用エアコン
販売編 














