事務所・オフィスに取り付け工事する事によってのメリット・ポイント・気をつけないといけない点

事務所・オフィスで業務用エアコンを使うことの重要性

 今、事務所・オフィスで働く上で、働きやすい環境づくりということが重要視されております。

かつては顧客満足を中心に考えられていたのですが、次第に従業員満足という面も高めていくことも重要であると見直されているのです。

それに欠かせないのが業務用エアコンです。

 快適な温度に調整するためには必要不可欠なものであり、どの事務所・オフィスも導入していることでしょう。あらためて、業務用エアコンを導入することによるメリットやデメリット、そして導入後にどんなことに気を付けていけばよいのか、説明していきます。

 まずは導入することのメリットから説明していきます。

 これはもちろん、従業員のモチベーションの向上です。夏場や冬場は特に働きにくい環境となります。

しかし業務用エアコンがあれば、外が暑かったり寒かったりした時に、事務所・オフィスに入ることでホッとすることができます。 快適な事務所・オフィスというのはそれだけで仕事の効率も上がります。

今は、どの会社も経費の削減ということで、人件費をできる限り削っております。

 その分一人あたりの仕事量の負担が大きくなりがちなので、一人一人がいかに効率よく仕事ができるのかが重要とされます。

業務用エアコンを導入することで、仕事中の集中力も向上し、より業務を円滑にすることができるのです。 また、体調の管理にも役立ちます。

 仕事をするにはまず出勤しなければなりませんので、日々の健康管理が大切です。

仕事場には、だいたい8時間は居ることになります。

一日の3分の1を過ごすわけですから、その時に自分に合わない温度で過ごすと、体を壊しやすくなってしまいます。

適温で過ごし、寒気を感じないこと、逆に暑すぎで汗をかきすぎないことが、風邪の防止につながるのです。

 一方デメリットはなんでしょうか。

やはり一番負担となるのが電気料金です。実は事務所・オフィスの電気代の半分近くが空調にかかる料金なのです。

つまり、経費を圧迫してしまう原因にもなってしまうのです。震災の影響で原子力発電所が停止されたり、何かと節電がさけばれている世の中です。

 いつまでも業務用エアコンを全開で稼働しておくと、会社の負担にもなりますし、社会的にもあまりよくありません。

もし導入するにしても、省エネを意識して、不要な時間帯や箇所には付けないといった管理が必要となります。

また、冷房弱者と呼ばれる人たちへの対策も必要となります。

 冷房弱者とは、その名の通り冷房が苦手な人のことです。少しでも体が冷えてしまうと、途端に寒いと感じてしまい、頭痛や腹痛などの体調不良になってしまいます。

特に女性に多い症状であり、実な夏場の業務用エアコンに関してのアンケートをとったところ、6割以上人が「冷房が苦手」と回答したのです。

 以上のことから、もし業務用エアコンを導入したあとに気を付けたいのは、「省エネ稼働」と「男女間での温度差の感じ方の違い」です。昨今では、会社の取り組みとして「環境への配慮」が重要視されております。

 業務用エアコンを利用するにあたって、どのような環境へ配慮しているのか、会社として決める必要があります。例えば、温度は常時○℃とする、業務用エアコンの一日の稼働時間を決める、といった決まり事を設けて、従業員全体で守っていくという姿勢が大切になります。

 そして、男女間では温度の感じ方が違います。

特定の人に温度を合わせるのではなく、寒すぎず暑すぎずという温度を保てるようにしましょう。体調に不調を訴えている人がいれば、都度温度を調整できるようにしておくのもよいでしょう。

 業務用エアコンは、細かく場所ごとに温度を設定できますので、人々への細やかな気配りが重要となります。

 業務用エアコンは事務所・オフィスに欠かせない存在です。導入することで、より快適になり効率よく仕事をすることができるようになります。

 その一方で、電気料金が負担になったり、逆に体調を崩してしまう人がいるなど、注意しなければならない点があるのも事実です。

環境面にも配慮して、上手に業務用エアコンを使い、人にも環境にも優しいオフィスづくりをしていきましょう。