
既存の業務用エアコンを入れ替える場合は、新しい機器の取り付けだけでなく、既存機器の停止、冷媒回収、取り外し、搬出、処分、設置跡の補修まで確認します。
撤去する機器の冷媒や建物条件によって必要な作業が変わるため、取り付け工事と撤去工事を同じ見積書で確認すると、工事範囲を整理しやすくなります。
入れ替え時に確認する作業の流れ
- 既存機器のメーカー、型番、台数、冷媒、設置状況を確認する
- 室内機・室外機の搬出経路、作業時間、養生範囲を確認する
- 対象機器にフロン類が使用されている場合は、法令に沿った冷媒回収を手配する
- 既存機器、配管、配線、ドレンのうち、撤去・再利用する範囲を決める
- 天井・壁・床など、機器を外した跡の補修方法を確認する
- 新しい機器を設置し、必要な確認と試運転を行う
冷媒を残したまま撤去しない
冷媒としてフロン類が使用されている業務用エアコンは、廃棄時にフロン排出抑制法に沿った回収が必要です。利用者が配管を切断したり、冷媒を放出したりせず、対象機器の確認と回収を専門業者へ依頼してください。
天井や壁の補修範囲も見積りで確認する
天井カセット形などを撤去すると、室内機や化粧パネルがあった部分に開口が残ることがあります。同じ位置へ新しい機器を設置できる場合と、天井材・石こうボード・クロスなどの補修が必要な場合があります。
空調工事だけで補修できるか、内装業者の手配が必要か、補修費が見積りに含まれるかを事前に確認してください。
見積書で分けて確認したい項目
- 既存機器の取り外しと搬出
- 冷媒回収と必要な書類
- 機器の処分・返却方法
- 配管、配線、ドレンの撤去・再利用
- 天井・壁・床の補修
- 新しい機器の設置、電気工事、試運転
- 高所作業、クレーン、夜間作業などの追加条件
まとめ
業務用エアコンの入れ替えは、撤去と取り付けを一続きの工事として確認します。冷媒回収、搬出、処分、配管・配線、設置跡の補修まで見積書で確認し、利用者自身で配管切断や冷媒回収を行わないでください。
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