リース中の業務用エアコンも、取扱説明書に沿った日常確認と清掃が必要です。ただし、利用者が行える範囲は機種によって異なります。フィルターなど説明書で案内されている範囲を確認し、電装部、センサー、冷媒回路、内部部品の分解や交換は行わないでください。
日常的に確認できること
運転中の表示、音、におい、風の出方、室内機の周囲に水滴がないかを確認します。吸込口や吹出口の前に荷物を置いている場合は、機器へ触れずに周囲を整理してください。
- リモコンにエラーコードや点検表示が出ていないか
- 通常と異なる音やにおいがないか
- 室内機や配管周辺に水滴・水漏れがないか
- 吸込口・吹出口・室外機の周囲が物でふさがれていないか
- いつ、どの運転モードで症状が出たか
異常がある場合は、表示内容と発生状況を記録します。原因を確かめるためにカバーを外したり、内部へ手を入れたりする必要はありません。
フィルター清掃の進め方
フィルターの取り外し方、清掃方法、清掃時の電源の扱いは機種によって異なります。まずメーカー名と型番を確認し、対象機種の取扱説明書に記載された手順に従ってください。
- 運転を停止し、取扱説明書で清掃前の注意事項を確認する
- 説明書で利用者による取り外しが認められているフィルターだけを外す
- 説明書で指定された方法でほこりや汚れを落とす
- 水洗いできるフィルターは、指定された乾燥方法と時間を守る
- 完全に乾いたことを確認し、向きと固定位置を間違えずに戻す
水洗いできないフィルターや、工具が必要な構造もあります。外し方が分からない、手が届かない、天井面で安全に作業できない場合は作業を中止し、管理担当者または点検窓口へ相談してください。
利用者が触らない範囲
分解・測定・部品交換は行わないでください
- 電装ボックス、基板、配線、端子
- 温度センサーなどの部品交換
- 冷媒配管、冷媒回路、バルブ
- ドレンポンプや機器内部の排水部品
- ファン、熱交換器などカバー内部の部品
これらは感電、けが、漏電、機器損傷につながるおそれがあるため、専門業者による確認が必要です。ブレーカーの繰り返し操作や、エラー表示を消す目的だけの再起動も行わず、取扱説明書と契約上の連絡先を確認してください。
運転を止めて相談する状態
次のような状態では運転を続けず、安全を確保したうえで管理担当者や修理窓口へ相談してください。電源の扱いは対象機種の取扱説明書に従います。
- 焦げたようなにおい、電気系統を疑うにおい、煙が出ている
- ブレーカーが落ちる、異常な振動や接触音がある
- 電装部付近や室内機から水が漏れている
- 同じエラーコードが繰り返し表示される
- 清掃後も異音、異臭、風量低下などが続く
契約書で確認すること
リース中の点検、清掃、故障時の連絡先、費用負担は契約によって異なります。「リースなら修理費がかからない」「点検が自動的に付く」と判断せず、契約書や保守契約で次の項目を確認してください。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 連絡窓口 | 販売・施工会社、リース会社、保守会社のどこへ連絡するか |
| 対象範囲 | 定期点検、清掃、故障修理、消耗品のどこまで含むか |
| 費用負担 | 契約に含まれる費用と、別途見積りになる条件 |
| 利用者の役割 | 日常確認、フィルター清掃、異常時の連絡方法 |
相談時に用意する情報
- メーカー名、型番、設置場所
- リモコン表示やエラーコードの写真
- 室内機、室外機、銘板、配管周辺の写真
- 症状が出た日時、運転モード、発生頻度
- 最後に清掃・点検した時期
- 契約書に記載された保守・修理の連絡先
清掃や点検の必要範囲は、機種、設置環境、使用状況、契約内容によって変わります。利用者が確認できる範囲を超える場合は、無理に作業せず、型番と症状を伝えて確認を依頼してください。
リース記事を読んだあとに
詳しいリース比較記事で、費用・審査・契約前の疑問を確認できます
初期費用、月額費用、審査、契約期間、購入との違いなどを、詳しい比較記事でまとめて確認できます。
次に確認したいページ
症状・費用・工事内容を続けて確認できます
この記事とあわせて見られやすいページをまとめました。修理・交換・見積りの判断材料として確認できます。











天カセ4方向 | ラウンドフロー
天カセ4方向コンパクト
天カセ2方向
天カセ1方向
天吊自在形 | ワンダ風流
天井吊
壁掛
床置
厨房用
ビルトイン
ダクト














