業務用エアコンクリーニングを成功させる秘訣
初めてのクリーニングの場合
初めて業務用エアコンのクリーニングについて考える場合、何をどのように進めていけばいいのかわからないかもしれません。
でもそれほど難しく考える必要はありません。
車の車検や点検などの時と同じく、大切なことはまず修理工場やディーラーと連絡を取る、この場合はクリーニングを実施している新空調と連絡を取ることが必要です。
いまの業務用エアコンを購入したお店で、保守点検サービスがセットになっている場合は、まずそのお店に確認します。
クリーニングは別途なら、追加でお願いするか、または専門業者を探すことになります。
相見積もりを取ることもできるのですが、業務用エアコンの場合は現地での調査も必要になるため、信頼のおける業者を慎重に見極めることで、安心して依頼することができるようになれば、複数の会社で同じ調査をしてもらう手間は省けるかもしれません。
いまの状況をわかる範囲で伝える
知り合いの中に業務用エアコンのクリーニングをしている方がある場合や、知り合いが実際に依頼をして満足している場合には、その業者にお願いしてみることもできます。
何の手がかりもない場合には、口コミやその業者のこれまでの経験と実績に注目してみてください。
話を円滑に進めるためには、まずわかっている範囲内で「いまの業務用エアコンの状態」について業者に説明してください。
「なんだかカビのようなにおいがする」とか、「少し音がするようになった」など、わかる範囲の表現で問題ありません。
電話などで症状を伝えることによって、業者の側もそのクリーニングにはどの程度のことが関係してきそうなのか、ある程度のイメージを持つことができるので助けになります。
現場において確認する
良心的な業者なら、ただ聞いた内容に基づいて見積もりを作成して、実際にその作業しか行わないということはありません。
必ず現地に赴いて調査します。
業務用エアコンの状況や取り付け場所、また相談者へのヒアリングを行います。
必要項目と希望項目、できればやっておきたいことなどをあげながら、最終的に見積もりが完成するわけです。
実際の作業には分解洗浄が関係してくるため、営業時間中や勤務時間中に行うことが難しくなります。
日程の調整もしっかり行う必要があります。
クリーニング作業に対しての保証が付いているか
当日の分解洗浄が終わったら、必ず立ち会って、すべての動作が元通りになっているか、症状として出ていたものが改善されているかチェックしてください。
さらに重要なポイントとして、クリーニング作業に対する保証が付いているかどうか、これも確認しなければなりません。
稀なことではありますが、クリーニング時の分解が原因となって不具合が発生してしまうことがあります。
そのようなケースで、すぐに駆け付けてくれて対応してもらえるなら安心です。
メンテナンスについては、表面的に見える金額面のメリットだけではなく、広い視野を持って安心を買うことができるかどうかも大切です。
不必要なトラブルを抱えなくてもよい状態で契約することも忘れないでください。
トータルで考えてクリーニングと向き合う
意外と迷ってしまうのが、オプションでの作業です。
いろいろ勧められるままに追加していくと、その分だけ料金が高くなります。
いまの業務用エアコンをどのくらいの期間使用することを念頭に置いているのか、それによってもメンテナンスの度合いが変わってくると思います。
耐用年数で買い替えることを考えているなら、それに応じてふさわしいメンテナンスとクリーニングが必要になってくるでしょうし、もっと長く使いたいなら徹底的な作業が必要になるはずです。
そんな悩みや心配も総合して受け止めてくれる業者であれば安心です。
特に美観や清潔さを重視しないと集客に影響が出るようなところでは、クリーニングによって抗菌コートなどを施してもらい、その事実を宣伝に使うこともできると思います。
いろいろ広い視野を持ってクリーニングと向き合ってみてください。